弘法大師ゆかりの古刹・獨鈷抛山千手寺【亀岡市観光】
写真提供:一般社団法人 亀岡市観光協会
御由緒:
開山したのは、弘法大師空海。
縁起によれば、空海の師・恵果和尚が真言密教の奥義を独鈷杵に込めてを投げたところ、遠く空の彼方に消えてしまいました。帰国した空海は春日明神の使いである白鹿に導かれ、松の枝にかかっている独鈷杵を見つけた場所とされます。山号を獨鈷抛山と呼ばれ、また、空海が香木を用いて一刀三礼して千手観音を刻み、安置したことが千手寺の始まりとされます。
また、御本尊の千住観音菩薩は、目の観音の信仰があり、
境内から湧き出る水で目を洗ったり飲むと、目病が治るといわれています。
謂れは、
かつて、地元の猟師が、毎夜、怪しい光が現れるのを見て、狸か狐かと思い、弓を射てみたとろこ手応えを感じました。
次の日、血の跡をたどっていくと、矢は千手観音菩薩の左目に当たっていたといいます。
これ以来、猟師は罪を懺悔し、弓矢を捨てることを誓ったといわれています。
ちなみに、こちらの山門は、かつて愛宕大権現を祀る愛宕山の白雲寺の山門でしたが、明治時代の廃仏毀釈により、この千手寺に移築したものです。
獨鈷抛山千手寺のアクセスマップ
名称 | 獨鈷抛山千手寺 |
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所在地 | 京都府亀岡市ひえ田野町鹿谷大タワ7 |
時間 | 拝観自由 |
利用料金 | 無料 |
開基 | 弘法大師空海 |
山号 | 獨鈷抛山 |
宗派 | 臨済宗 |
本尊 | 千手観音菩薩 |
札所等 | |
御朱印 | |
獨鈷抛山千手寺アクセス |
【バス】JR山陰本線JR亀岡駅京阪京都交通バスで約15分「国道佐伯」下車、徒歩約60分
JR山陰本線「並河駅」から京阪京都交通バスのF51系統に乗って「鹿谷とこなげ口」で下車 |
駐車場 | |
問い合わせ先 |
0771-23-1434 |
【バス】JR山陰本線JR亀岡駅京阪京都交通バスで約15分「国道佐伯」下車、徒歩約60分
◆京都縦貫道 亀岡ICから約20分